令和4年度 日臨技 関甲信支部・首都圏支部 医学検査学会(第58回)

学会長挨拶

2022年度
日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第58回)開催にあたって

学会長:内田 雄二

2022年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第58回)を一般社団法人栃木県臨床検査技師会の担当で開催させていただくにあたり、担当県を代表して一言ご挨拶を申し上げます。

本学会の実行委員会を立ち上げた昨秋には、来年の学会開催時までにコロナがなんとか終息し通常どおりの現地開催できるだろうと思っておりました。しかし準備を進め始めたその矢先、第6波というこれまでにない最大の感染爆発が起こり、現在においても新規感染者の数は中々減少せず、今後も感染状況がどのようになるのか予想できない状態にあります。このようなことから今回の学会は大変残念でありますが、ハイブリット(現地+Web)での開催といたしましたのでご理解、ご了承の程よろしくお願いいたします。開催方法は、10月1、2日の両日が現地+ウェブ(ライブ+オンデマンド)開催、その後は31日までオンデマンドでの配信とさせていただきます。

さて、本学会のメインテーマは「時代の潮流に乗れ」とし、サブテーマとして「臨床検査の多様化に向けて」といたしました。われわれ臨床検査技師の業務は、平成29年6月、平成30年12月、令和3年10月に施行されました医療法・臨床検査技師等に関する法律の一部改正により、職域の拡大および多様化が進み、時代の潮流(なみ)にしなやかに対応していく必要性が求められています。今後もAI化を含む技術革新は凄まじい勢いで進み、われわれ臨床検査技師の働き方にも変化が生じてくることになると考えます。このようなことから今回のテーマといたしました。

特別講演は地元宇都宮市光琳寺住職の井上広法先生をお招きし「幸せに満たされる練習〜セルフコンパッション 自らを愛する〜」と題してご講演をお願いしています。先生は佛教大学で浄土学を専攻し卒業したのち、東京学芸大学で臨床心理学を専攻して、科学的に心の仕組みを学んだ僧侶として活動されています。また、史上初のお坊さんバラエティ番組「ぶっちゃけ寺」の立ち上げにも関わるとともに、同番組をはじめとした様々なテレビやラジオ等のメディアにも多数出演中です。文化講演では、平成の大修理が終了した世界遺産「日光東照宮」について稲葉宮司をお招きしお話していただきます。両講演とも興味深い話が聞けることと思いますので楽しみにしていただきたいと思います。その他、タスクシフト・シェアに関するシンポジウムや教育講演、ランチョンセミナー等も開催いたします。

最後になりますが、今回の現地+ウェブ(ライブ+オンデマンド)の開催は初めての試みとなります。関甲信支部・首都圏支部の皆様には是非とも宇都宮の地に足を運んでいただきたいと思います。どうしても現地に来られない方はウェブでの参加をお願いしたいと思います。また、一つでも多くの演題登録をお願いすると同時に賛助会員の皆様には積極的なご支援を賜り学会を盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。

栃木県臨床検査技師会一同、心より皆様の参加をお待ちしております。

2022年度日臨技関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第58回)
学会長 内田 雄二

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