令和4年度 日臨技 関甲信支部・首都圏支部 医学検査学会(第58回)

日本臨床衛生検査技師会 会長挨拶

2022年度
日臨技関甲信支部・首都圏支部医学検査学会の開催にあたって

日本臨床衛生検査技師会 会長:宮島 喜文

本学会が、一般社団法人栃木県臨床検査技師会・内田雄二会長の担当で、メインテーマ「時代の潮流に乗れ 臨床検査の多様化に向けて」として開催されますことを会員の皆様とともにお慶び申し上げます。

また、平素より一般社団法人日本臨床衛生検査技師会の活動に、ご理解、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

本学会については、従来から支部の会員、関係者の皆様ご参集いただき、盛会に開催するものでありましたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、一昨年は全面的に中止し、昨年は、主にWebと対面を併用した方式で開催いたしました。今年に入り、オミクロン株が大流行しましたが、6月を迎え感染者はようやく減少傾向を見せています。

政府は感染拡大防止を図りつつ、様々な制限を解除し、社会経済活動の再開を進めております。本会としても今年度は本学会を現地開催することを基本として取り組んでいます。対面方式による最新の研究成果の発表や、討議は3年ぶりとなり、より有意義な会となりますよう願っております。

さて、検体採取から始まった法改正や各種制度の構築が完了し、従事者となる会員の皆様の教育研修が中心となり、そして、臨床現場での実践が求められています。

本会としても、今年度もタスクシフトに関する厚生労働大臣指定講習会の開催や臨地実習指導者講習会、新たな精度保証認証制度への移行を3つの主要事業として、都道府県臨床検査技師会のご協力を賜り取り組んでいます。

このような経緯から臨床検査技師の役割は一段と「広く深く」進化しており、それを着実に進めるためにも、安全に且つ的確に業務を遂行できる見識と実務能力を身に着ける必要があり、教育・研修の重要性が一段と高まっています。

今後も、日臨技としては、会員の資質及び身分・待遇の向上を目指して、学術・職能団体として使命を果たしてまいります。

本学会に参加された会員の皆様とって有意義な学術集会であることを祈念するとともに、運営するにあたりご尽力をいただきました内田雄二学会長、田村勝幸実行委員長をはじめ、栃木県臨床検査技師会の皆様に心より感謝申し上げます。

令和4年6月吉日

一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
代表理事 会長 宮島 喜文

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